『子供部屋おばさんのちぃさん』

仕事を辞めて子供部屋おばさんになってからをリアルタイムであげております。

悪魔の子

世界は残酷だ〜

 

それでも君を愛すよ〜

 

なにを犠牲にしても〜

それでも君を守るよ〜

 

間違いだとしても、疑ったりしない

正しさとは、自分のこと、強く信じることだ

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はい。

 

 

こんにちは....。

 

 

こんばんは....。

 

 

 

ちぃさんです。

 

 

 

 

 

え〜、昨日ですね。

おばあちゃんが、だいぶ前に足を悪くしまして...、

入院していたんですが.....、

 

 

今度は、リハビリが必要ということで

リハビリ付きの老人ホーム的な施設に移ることになったんです。

 

 

.................

 

 

 

................

 

 

 

 

...................

 

 

 

「よろしくお願いします〜」

今日は病院から施設に移動と同時に契約も済ませる日だった。

 

 

母「じゃ、ちぃさん!私は契約の手続きしてくるからよろしく!」

 

そう言って母は部屋を出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

.................。

 

おばあちゃんと2人きりの部屋で

たわいもない会話をしていた。

 

聞こえてるのかな?と心配になりつつも

私は楽しくおしゃべりを続けた。

 

 

 

 

すると、少し経ってから

介護士の人がおばあちゃんの部屋にやってきた。

 

 

介護士「あ!持ち物に全部名前書いてきました?」

 

私「あ!えっと、はい!一応書きました。」

 

介護士「ん?これ?書いてないですけど?」

 

私「あ!ごめんなさい!今書きます!ペンってお借りできます?」

 

介護士「え?持ってないんですか?ったく....。

 

私「あ....えっと....。」

 

介護士「じゃぁ、持ってきます。」

 

私「はい...。ありがとうございます。」

 

 

 

 

ん?なんか....こっわ....?

怖いか?これは?どうだ?

 

いや、ギリギリのラインだな....。

嫌な感じはMAXだけど怒るほどでもない

ギリギリのラインだなこれは.....。

 

 

く〜〜〜〜〜〜、

久々のシャバは怖いぜ!

 

オラ、ワクワクすっぞ!!

 

...................。

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラガラ。

 

 

 

 

お?戻ってきたな!

 

 

 

介護士「はい。どうぞ。」

 

私「ありがとうございます。」

 

介護士「おばあさんって意思疎通できます?」

 

私「え?.....できますよ?」

 

介護士「そうですか。ん?これなんですか?」

 

私「それはバケツです!持ってきてって言われて...。」

 

介護士「こんなの使いません!持って帰ってください。あと、これなんですか?あと、これもこれもこれも?」

 

私「あ、病院で使ってたものみたいで.....、えっと、すいません。よくわからなかったので色々持ってきたんですけど.....。」

 

介護士「これもこれもこれも使わないです!それに、これなんですか?あとこの    ......。」

まだまだ文句が続きそうで怖かったので、

「あ!あの大丈夫ですよ!全部持って帰ります。」

っと言葉を遮ってしまった....。

 

 

 

 

 

.................。

 

 

 

 

................。

 

 

 

 

うん。

 

ものすごい空気だよね...。

 

ごめんて...。

 

文句全部聞いてあげても良かったんだけど

要するに持って帰れば済む話の可能性高くない?

 

だから、もうええやん?

全部持って帰るって言ったんだからええやん?

 

 

 

介護士「ん?これ歯ブラシですか?」

 

私「はい...。」

 

介護士「歯あるんですか?」

 

私「三本あったと思います...。」

 

介護士「はぁ〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムカムカ....。

 

なんか、懐かしいな...。

 

この感覚....。

 

 

 

働いてた時はいつもこんな感覚に襲われてたな...。

 

 

あ〜〜〜〜、ムカつくな〜〜〜!

なんだか知らないけど!!!!!

 

も〜〜〜〜めっちゃムカつくな!

 

 

 

 

なんなの?その威圧感は?

どこで習うの?

どこで習得できるの?

 

 

 

 

その日、

 

 

 

 

 

 

 

ちぃさんは、

 

 

 

 

 

 

 

思い出した。

 

 

 

 

 

 

奴らに支配されていた恐怖を......。

 

 

他人のご機嫌をうかがう屈辱を.......。

 

 

 

 

 

も~~~~~~なんなの?って!

なんなの?って言葉しか出なくて.....。

 

 

あのね?これ蓄積なのよ!

今、初めてそんなちょっと態度悪い人に会ったくらいで

こんなにイライラしないよ?

 

生まれて初めて嫌な奴に会ったらね?

「あ!こんな人もいるんだ嫌だな。」で済むかもしれないけどさ?

 

も~~~~~~~!

こっちはメンタルボロボロまで来ちゃってるから

一度、なかなかの勢いで死にそうになってるから!

 

まー-----------た

お前らか~~~~~~~~!!

ってなるわけよ?

 

しつけぇ~~~~~~~。

 

ってなってるわけよ。

 

 

 

イライラ....

 

イライラ.....

 

なんか、こっちまで伝染して

嫌な感じになってきちゃうわけよ!

 

 

そして、

世界はどんどん嫌な感じになってきちゃうわけよ!

(飛躍しすぎ......。)

 

 

 

 

戦え!!戦うんだよ!!


勝てなきゃ…死ぬ…勝てば生きる…

戦わなければ勝てない…

(はい?.....。)

 

 

まぁ~エレンのセリフなんですけどね...。

 

なんかそのくらいの気持ちになってきちゃって

ただ、施設のおばさんの態度が悪かったってだけで...。

 

もう、それくらいの気持ちが込み上げてきて....。

 

 

 

「駆逐してやる!! 

この世から… 一匹… 残らず!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気づいたんだ....。

 

自分の中.....。

 

育つのは悪魔の子.....。

 

 

 

正義の裏

犠牲の中

 

心には悪魔の子。

 

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すいません...。

進撃の巨人シバリでした。笑